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APM news 021


第2回シカゴ国際ポスタービエンナーレ国際審査員として招聘 
秋山孝講演

場所:SAIC Auditorium, 280 South Columbus Dr.
5月30日(sun) 3:00-5:00 pm
第2回シカゴ国際ポスタービエンナーレ国際審査員展 Opening Night 5月29日(sat)
2010.05.20  http://www.chicagobiennial.org/announcements/2010-Akiyama/

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# by apmnews | 2010-05-26 13:35
APM news 020


第5回 美術館大学 講演
「秋山孝 中国ポスターを語る」

中国ポスター展同時開催
5月1日(土)15:00-16:30 受講者:30名

GW前半、晴れ渡った空から日差しが降り注ぐ中、今年度最初の美術館大学が開催された。今回のテーマは企画展にあわせて「中国ポスターを語る」である。会場には建国初期から文化大革命時代の中国ポスターが中心に展示されている。
「中国の人々はポスターを家の中に飾る習慣があったという。ポスターに込められたメッセージが、毎日見続けられることによって徐々に国民の心に浸透し、思想として定着していく」(秋山孝「Chinese Posters」より)ということからもわかるように、当時、中国のポスターは思想統制の一手段として用いられた。また、多民族国家である中国では、同じ国内でも言語が異なることがある。そうした場合、言語による訴えよりも視覚によるものの方が影響が大きいとし、ポスターでの政治宣伝を図ったという。
秋山先生の講義を聞くなかで繰り返し感じたのは、毛沢東はかなりの策略家だ、ということである。毛沢東はポスターを効果的に使うことで政策が順調であるように装ったり、あるいは健康をアピールしたりもした。その中で1966年から1968年の3年間は毛沢東の神格化が際立つ期間である。「万歳」や「前進」といった言葉とともに、太陽を背負った毛沢東のポスターが多く制作された。
質疑応答の際には「プロパガンダポスターが最初にみられたのはどこでしょうか」という質問に対し、プロパガンダポスターの元はフランスやイタリアなどのヨーロッパであるが、中国でのそれは、他国と比べてはるかに長期間にわたり、数多くの種類と枚数のポスターが制作されていたという特色を語られた。(文責・森山奈帆/APM職員)



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# by apmnews | 2010-05-26 13:25
APM news 019


秋山孝ポスター美術館長岡の第3回企画展は、秋山コレクション研究(1)として「中国ポスター」を取りあげた。中国ポスター研究は、多摩美術大学創立70周年記念事業の一環として共同研究がスタートした。その成果は、多摩美術大学美術館、韓国・光州(カンジュ)デザインビエンナーレにおいて発表した。今回は、中国の建国初期(1949年 - )以降、文化大革命期(1966年 - )を中心としたプロパガンダポスターを展示した。この中国ポスターのコレクションは、ほとんど世に出ることがなく、デザイン文化にとって非常に貴重なものである。そして、中国ポスターを通して現在世界で注目されているダイナミックな現代中国と、その奥深い文化を理解するのに大いに役に立つ展覧会だ。


[Title] ---------- "中国ポスター展"
[Size] ---------- 1030 x 728 mm (B1)
[Technique] -- Offset printing
[Date] --------- 2010.4.16 (fri) - 6.30 (wed)
[Client] -------- 秋山孝ポスター美術館長岡
[Category] --- 文化
[Idea] ---------- 中国の赤色は美しい。その建物も魅力的だ。舞うツルは吉兆を表す。


中国ポスター展 秋山コレクション研究(1)
4月16日(金)〜6月30日(水)秋山孝ポスター美術館長岡

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# by apmnews | 2010-05-26 13:13
APM news 018








受賞 / 優れた景観に貢献する建物として 第3回 長岡市・都市景観賞受賞
[主催] ----------長岡市
[表彰日] ---------- 2010.01.25

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# by apmnews | 2010-04-09 12:40
APM news 017

「新しいまちづくりを目指して」
高田清太郎 サポーターズ倶楽部・会長 × 秋山孝 館長 対談

●新しいまちづくりを目指して

高田 新しいまちづくりを目指して、高田建築事務所が開発している「リプチの森」には20家族が住んでいますが、これからのまちは、住宅だけでなく、店舗もあり、福祉施設もあり、地域交流施設もありバラエティに富んだまちづくりが必要だと思います。摂田屋は醸造業のまちです。歴史ある風景と連携しながら相乗効果を高めていけたらと思っております。折りしも昨年の7月12日に宮内に秋山孝ポスター美術館長岡が開館しました。
秋山先生は長岡市宮内の出身です。この美術館は宮内商店街にある旧銀行の建物で現在は歴史的建造物になっている建物をリノベーションして使用しています。また、近々、地域密着型介護拠点(サテライト)特別養護老人ホーム+小規模多機能施設+地域交流施設を合築した「プチリプチ」〔仮称〕がリプチの森に開設されます。これにより従来の大型施設ではなく、“住み慣れた町の中”でお年寄りと子供達が交流しやすくゆったりと過ごすことができます。家々が肩を並べたシルエットで住宅群の中に溶け込むようにデザインされています。このような施設の充実が街づくりを進展させるはずです。

●アメリカの都市づくりは、突然、まちを浮上させます

秋山 建国200年足らずのアメリカの都市づくりは、突然、まちを浮上させます。ところがこの宮内や摂田屋には歴史があります。新旧もあるし、歴史や学校、文化があって酒造りもある。代々住んでいる人がいて、そこに新たなまちをつくるのですね。

●歴史の上に成り立っていくまちはいいものです

高田 歴史の上に成り立って行くまちはいいものです。それらを無視して人々が勝手に計画すると時間の流れを切断することになります。空気を積み重ねてき歴史には絶対に勝てません。空気の中には記憶があってその記憶の上にまちをつくって来たのですから、それを大切に育てて行きたいですね。

●新旧が織り交ぜてあるまち

秋山 最近、「まち起こし」と称して古いまちをそっくり舞台小屋みたいに、「これが古いまちですよ」と日本のあちこちにつくっていますが、そこに行くと落ち込みます。まちが生きているかどうか、活性化して、その人たちの役に立っているかどうかが大事です。観光客のためだけのまちづくりは、あまりいいとは思えないのです。
 たとえば、宮内につくった「秋山孝ポスター美術館長岡」は自慢ではないけれど悪くない。1925年生まれで、ちょうど85歳になろうとしている旧銀行の建物を高田建築事務所にリニューアルしていただきました。非常にレベルの高い耐震構造になっています。この建物の思いを残そうと、「火の壁」と呼んでいる壁があります。第二次大戦のときにアメリカのB29戦略爆撃機が925トン、16万発余りの焼夷弾子弾により長岡のまちが燃えたときに、この壁で火が止まったのす。そのおかげで摂田屋のまちが生き延びました。ぼくはそれを聞いたときに本当に感動したのです。もう一方の壁は「地の壁」と呼んでいます。その壁の窓ガラスは中越地震でひび割れたままにしてあります。その災害を忘れないために透明なガラスを貼って、刻み込みました。素晴らしいと思いませんか?建物やまちというのは全部新品にするのではなくて新旧が織り交ぜてあるといいのです。それに呼応しているかのように、「リプチの森」ができあがっています。リプチの森もいつのまにか古いまちに混じってきれいなまちになっていくのですね。

●まち全部が美術館

秋山 ぼくのコンセプトは美術館というのは美術館の中だけではないのです。内側も外側も美術館です。外側というのは壁もそうだし、屋根もそう。空もそうですし、サフラン酒の建物も美術館なのです。僕にとっての美術館は、まち全部が美術館です。美術館を出発して、三国街道を歩き、美術館に帰ってくるとみんな顔が変っている。どんどん明るくなって嬉しそうな顔をしてくる。ものすごく不思議です。でもそこに美術館の持つ力があるのです。

●サポーターズクラブによって成り立つ美術館

高田 ユーモアと同じくらいコラボも大切です。今回、秋山先生から美術館をつくっていただき、美術館では定例的に「美術館大学」もやっています。展示をするだけでなく、講師を招いて対談をして、まちの人たちに聞いていただく。面白いですよ。美術館をつくって、運営していく中で生まれるコラボレーションです。
 この美術館はサポーターズクラブから成り立っています。様々な方の思いが結集して、美術館が運営されています。

●まちづくりには中核に美が必要

秋山 一人では決して出来なかった美術館ですね。まちには歴史があって、まちの真ん中の核には美がないとまちづくりは難しくなります。美というのは生きる力だからです。だから美を育まないまちは絶対に崩壊するのですね。でもそこに美があるとその周辺が美しくまとまっていきます。
 空間の中には、静かな空間があるし、聖なる空間があるのです。あるときは教会であったり、お寺であったり、あるときは美術館でなければいけないのですね。美術館があるということは図書館もなければいけないのです。美術館と図書館って兄弟のような関係ですから。図書館もまちの中にあると、もっといいですね。

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[Sozai]-------- 2010okawara/100216APMnews
# by apmnews | 2010-02-16 13:31
APM news 016


ポスターデザインの巨匠・福田繁雄(故・恩師) のオマージュのための新作ポスターを制作
フィンランド・ボリビアでオマージュ展に招待出品

2009年1月11日くも膜下出血で東京藝術大学大学院の恩師、福田繁雄先生が逝去された。世界各国でFukudaオマージュ展が開催。そのために敬愛する福田繁雄先生のオマージュポスターを制作した。福田先生は教育に厳しく、まるで侍のようであった。その指導のおかげで、ぼくは今ここで仕事ができるようになったと心から信じている。下の写真はメキシコで開催された世界の名作ポスター120点の中に選ばれた時のもので、最後の旅であり最後の写真となった。何か運命的なものを感じる。

[Update]-------- 100216/ okawara
[Sozai]-------- 2010okawara/100216APMnews
# by apmnews | 2010-02-16 13:09
APM News 15


台湾ポスターデザイン協会主催
「地球温暖化」をテーマとしたポスター展に招待出品

台湾ポスターデザイン協会から招待を受け、同協会主催による、ポスター展に出品した。展覧会のテーマは「地球温暖化」だ。地球温暖化が進むと、気温が上昇するだけでなく地球全体の気候が変化し、 さまざまな影響が現れると考えられている。水の問題、自然への影響、暮らしへの被害だ。例えば、暮らしのための水がなくなる。洪水が起きる。災害が増える。生きものたちが消えてゆく。 生態系が変化する。海の生態系にも影響が。森林火災が増える。湿地の自然がなくなる。農業に打撃。病気や飢餓が広がる。異常気象が襲ってくるなどだ。


[Update]-------- 091216 / nakazato
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# by apmnews | 2009-12-16 10:39
APM News 14



多摩美術大学大学院生による
メッセージ・イラストレーション・ポスター展

多摩美術大学大学院「メッセージイラストレーションポスター展」は、秋山孝ポスター美術館にとって記念すべき展覧会だ。それは美術館のコンセプトのひとつであるポスターとイラストレーションの研究の発表ができたことだ。 1998年にイラストレーション学の研究として多摩美術大学でイラストレーションスタディーズの旗揚げをした。それは、イラストレーションをメディアで活躍する視覚芸術としての価値付けと学問として確立しなければならないと 考えたからだ。2009年7月12日に秋山孝ポスター美術館が開館したことは、この延長線上にある計画として大切な第一歩を踏みしめたということになる。つまり、研究の拠点を作り上げた。


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# by apmnews | 2009-12-02 10:35
APM News 13


北澤楽天顕彰会会報「らくてん」第38号に掲載  会員のひろば no.13(2009年9月1日)
秋山孝ポスター美術館長岡 開館!

2009年7月11日「秋山孝ポスター美術館長岡」の開館式典が行われた。梅雨の時期に花火と共に突然晴れやかな日が現れ、森民夫・長岡市市長始め数多くの著名人が参列した。その中でテープカットが始まり、 華やかな開館式典とオープニングが開かれた。翌日の開館には市民が数多く集まり、美術館の扉が開いた。歴史的建造物旧北越銀行修復後の輝くような白い壁の中に、鮮やかな色彩を持ったメッセージポスターの美しさが表れ出た。 その感動と共感は、ため息と共に静かなささやきが響き渡り、その空間を包み込んだ。開館記念「秋山孝ポスター展」が10月9日(金)まで開催される。歴史ある醸造の街に超モダンなポスターデザインの世界が花開いた。 新しい文化がスタートし、秋山孝ポスター美術館サポーターズ倶楽部の支援のもとに市民が作り上げた美術館が誕生した。

「秋山孝ポスター美術館長岡」の建物は1925年(大正14)に建設され、北越銀行宮内支店として宮内・摂田屋地区の人々に貢献した。その建物が度重なる地震などによって老朽化し、歴史的建造物として修復され、瀟酒な美術館に生まれ変わった。

新潟県長岡市は、いくつもの難儀を背負ってきた街である。しかし東山と信濃川からの美しい自然と恵みによって「豊かな美を感じる精神」を育んできた。ぼくはこの街で生まれ、先祖代々認識できない程長きに渡ってこの地に暮らしてきた。 その文化と自然は、ぼくの「クリエイティブスピリット(魂)」を作り、「根源的な美意識」に大きく影響を与えた。その結果、数多くの作品が生まれた。

この美術館ができる経緯は、1999年「しなの川音楽祭」のイベントとして、新潟県立近代美術館ギャラリーにおいて「秋山孝の世界展」を3年連続開催した。その展示作品を中心に532点の作品が「秋山孝長岡コレクション」として 長岡市のコレクションとなった。その後、2008年「秋山孝ポスター美術館長岡」の案が地元宮内・摂田屋地区の高田清太郎氏、田上紘三郎氏らの発案とともに地元多くの協力を得て実現に至った。

美術館(ミュージアム)は紀元前3世紀エジプトのアレキサンドリアに設けられた、総合学術機関ムセイオンに由来する。本美術館はイラストレーションとポスターを国際的に研究しそこから導びかれた、必然性のある展示をする予定である。

また、小林虎三郎の「米百俵の精神」にあるように、1868年(慶応4)の戊辰戦争に敗れた長岡藩において「どんな苦境にあっても教育をおろそかにできない」と主張し、国漢学校を開校した。教育が「長岡を立て直す一番確かな道」と説いた。 その精神を受け継いだ教育のある受発信する美術館だ。

この美術館を中心として、長岡の「雪・山・川・味噌・醤油・酒・蔵」旧三国街道の宮内・摂田屋地域全体の魅力を再発見し、歴史のある醸造の街とモダンデザインの文化を紡ぎ合わせ、街全体を美術館と考え新たな街づくりの実現を目指している。


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# by apmnews | 2009-12-02 10:29
APM News 12


秋山孝ポスター美術館長岡公式カタログ
APMショップにて販売中(価格3,500円 )
# by apmnews | 2009-11-04 10:40
APM News 11


ユーモアは国際コミュニケーションの道具
タイ・バンコクにて初個展

日本の1.4倍の広さを持つタイ王国において初個展を開催した。8月11日から8月23日まで首都バンコクのタイランド・ノウレッジセンターの会場だ。首都バンコクは、チャオプラヤー川が流れ、王宮と格式の高い寺院ワット・プラケオがそびえ建つ。展覧会のテーマは「ユーモア」だ。ユーモアは国際コミュニケーションの道具として重要で効果がある。ポスターのデザインはバンコクの名物トゥクトゥクだ。派手な外観の小型オート三輪にポスター塔を乗せてバンコクの夜を走る。そのイラストレーションを見ると、笑顔がやってきた。
# by apmnews | 2009-11-04 10:30
APM News 10


第4回美術館大学 長岡デザインフェア特別企画 対談・資料
牧野圭一 × 秋山孝 対談:プランニングと創作活動の情熱

キーワード年表(秋山孝編)

1985
・日本漫画家協会・科学万博つくば'85ブラ
 ザーアベニュー
・第3回バードカービング展(京橋・ブラザー)
1986
・現代日本漫画展イン ポーランド'86/
 国立ワルシャワカリカチュア美術館企画委
 員(ポーランド)
・世界まんが博/実行委員(毎日放送、日本
 漫画家協会)
1987
・船橋・ウォーターフロントペイント大会
 /審査委員長(街かど美術館)
・第1回ユーモア広告大賞/企画運営委員、
 アートディレクター(読売新聞社)
 (1987-1993)
・ふなばしワンパク王国/
 アートディレクター(船橋市公園協会)
1988
・日本漫画家協会/理事(1988-1992)
1989
・船橋市大気測定車デザイン/
 選考委員(船橋市)
・柄天神社」絵筆塚建立委員(鎌倉市)
・文芸春秋漫画賞にノミネートされる
1991
・多孔質セラミックデザイン研究会/委員
1992
・第7回大宮市民漫画展/審査委員(大宮市)
・大宮市北沢楽天顕彰会/理事
・ふなばし海浜公園/
 アートディレクター(船橋市公園協会)
1993
・環境彫刻&ユーモアアート展1993/   審査委員(財団法人船橋市公園協会)
・ふなばしアンデルセン公園子ども美術館/
 管理運営検討委員(船橋市)
1995
・第11回読売広告大賞/審査委員
 (読売新聞社)
1997
・1997大宮市ユーモアフォトコンテスト/ 審査委員(大宮市)
・京都精華大学・特別講義
2000
・あきやまたかし展・秋山孝さんとつくろう
 大きな壁画/ワークショップ・9月10日
 (船橋市公園協会)
2001
・国際漫画フェスティバルインさいたま2001・ さいたま市民漫画展/審査委員・9月25日  (さいたま市)
2003
・さいたま市ユーモアセンター設立準備
 実行委員会 /実行委員
・ふなばしアンデルセン公園、ふなばし三番
 瀬海浜公園/ポスターデザイン・6月12日  (船橋市公園協会)
・ふなばし三番瀬海浜公園/ロゴデザイン  (船橋市公園協会)
2004
・2004さいたま市ユーモアフォト
 コンテスト/審査委員(さいたま市)
2009
・秋山孝ポスター美術館長岡/
 開館 7月12日
# by apmnews | 2009-10-21 10:56
APM News 09


第4回美術館大学 長岡デザインフェア特別企画 牧野圭一 × 秋山孝 対談・資料
広告におけるユーモアイラストレーション表現の力 - 2
秋山孝・多摩美術大学教授

3. ユーモアイラストレーションの構造

ユーモアイラストレーションをどのようにとらえているか世界のイラストレーターの言葉によると、ユーモアイラストレーション表現を武器に、ニューヨークを舞台に活躍し、プッシュ・ピン・スタイルを確立したシーモア・クワスト(Seymour CHWAST 1931〜)は、ユーモアイラストレーションについて「私の作品の中のユーモアは、ばかばかしさ、不調和、ナンセンスを含む諸要素の、普通でありえないようなコンビネーションからくるものである。そうでなければユーモアやウィットが何であるかは、私にとってはまったくのミステリーだ。」ロンドンで活躍する、ペンタグラムのアラン・フレッチャー(Alan FLETCHER 1931〜)は「ウィットは以前誰も考えたことがなかったつながりを生み出す。ウィットは異なるもの同士の類似や、似たもの同士の相違を暴き出す。ウィットはナンセンスの中からセンス(意味)を作り出す。」と言っている。フランスのユーモアポスターを代表するレイモン・サヴィニャック(Raymond SAVIGNAC 1907〜2002)は「ユーモアは魔法の薬、ストレスのための万能薬。バランスを回復させ、循環を促進し、自由な判断力を育てる。つまりユーモアとは毎日を味わうことである。」

国際的なユーモアセンスの第一人者の福田繁雄(1932〜2009)は、「人間の心に訴えかけるおかしさ、おもしろさは人間が人間の中枢神経における最高のエネルギー源。コミュニケーション文化とは、国境も言語も吹き飛ばすおもしろさである。」と述べている。このような優れたイラストレーター、優れたデザイナーの言葉にあるように、ユーモアのあるイラストレーションがビジュアルコミュニケーションに、いかに効果があるのかを言葉の中から読み取ることができる。

さらに、ユーモアイラストレーションの構造を分析してみると、以下ような構造が見えてきた。それは、日本の伝統の中にある「見立て」の一言につきるが、その中には1.結合、2.拡大・縮小、3.変形、4.置き換えの4つがあげられる。図1のイラストレーションを見ると、新聞と人間、それに目が結合され、新たなイメージを作り上げている(1.結合)。図2は、育毛剤を際立たせるために頭の部分だけを拡大し、その特徴を語っている(2.拡大・縮小)。図3では老人のぼけを、翼をつけた「memory」の単語が一語ずつ飛んで消え去ることで置き換えている(3.置き換え)。図4も、同じく「置き換え」の手法を使って、亀を人間に見立て甲羅を脱いで治療にあたっている(4.置き換え)。図5の月と太陽のイラストは、パノラマカメラの横長の画面の特徴を際立たせるために、月と太陽が同時に地平線に浮んでいる、あり得ない結合を試みている。それがイメージを、より豊かにしている(1.結合)。図6は、ムンクの作品「叫び」とジェットコースターの恐怖感と楽しさを結合、変形し表現している(1.結合、3.変形)。図7は、子供の受験競争のイメージを利用し、「詰め込み教育」された子供の頭を箱に変形したり、「点取り虫」という虫に置き換えたイラストレーションにつくりあげている(3.変形、4.置き換え)。図8は、CGで女性合唱団の大きく開けた口をさらに拡大させ、ハンバーガーの大きさと食欲を誇張した(2.拡大・縮小)。図9は、若くて強いスーパーマンのイメージと、老化したスーパーマン(はげ頭)の結合でギャップを狙っている(1.結合)。図10「今世紀最大の帰国子女」というゴジラと少女(拡大と縮小)とそれに3本指の運動靴(変形)をイメージ化したCGイラストレーションといえよう(2.拡大・縮小、3.変形)。図11「見立て」の最高傑作である石庭をふりかけで置き換え、ユーモラスでリアルな石庭をつくりあげた(4.置き換え)。


4. ユーモアイラストレーション表現の力

現代社会は、いままでに見られなかった視覚情報の時代である。見ることは考えることである。視覚情報から何を読み取らせるかが大切だ。イラストレーションで表現することは、言葉を超えることを目指さなければならない。ユーモアは、社会や人間の矛盾を笑い飛ばし、閉ざされ、固まっていた心の扉を解き放す。ユーモアイラストレーションは、広告表現において、有効なコミュニケーションの手段であり、多様化、多彩化、活性化できる限りない力をもっていると確信している。

参考文献/読売ユーモア広告大賞カタログ、読売広告大賞カタログ、新聞広告カタログ1874-1994、国際笑ポスターSHOWカタログ(サントリーミュージアム天保山)
# by apmnews | 2009-10-21 10:53
APM News 08


第4回美術館大学 長岡デザインフェア特別企画 牧野圭一 × 秋山孝 対談・資料
広告におけるユーモアイラストレーション表現の力 - 1
秋山孝・多摩美術大学教授

1. はじめに

最近の広告表現には、ユーモアやウィットを含んだ「おもしろ、おかし表現」をよく見ることができる。それは現在の日本人の感性が、要求していることにほかならない。笑いを含んだものに、広告表現が大きく変化したことは事実といえよう。コミュニケーションのあり方がやや欧米とは違うが、日本独自のユーモア感性として広がりつつあるように思われる。

かつては、「おもしろ、おかし表現」の広告表現はあまり見ることができなかった。どちらかというと、生真面目な表現に消費者の心と広告制作表現者が一致していたのかもしれない。私自身、研究家というよりもむしろ、表現者としての立場で広告を観察してきた。その中で、1987年に「読売ユーモア広告大賞」の企画運営委員として参画することになった。そこには、新聞広告の活性化のためにユーモアがひとつの打開策として大いに役に立つと信じ、新聞広告のコンクールをスタートすることになった。私はイラストレーターとデザイナーとしての立場で、意見を述べてきた。

「読売ユーモア広告大賞」は1993年まで続き、その後「読売広告大賞」に含まれ、現在まで続いている。その応募作品の中から、イラストレーションを中心とした表現を見ることによって「広告におけるユーモアイラストレーション表現の力」の構造を分析し、14年間にわたる「読売ユーモア広告大賞」と「読売広告大賞」の受賞作品を取り上げ、ユーモアイラストレーション表現の変化やその普遍性を考察し、広告表現の多様化、多彩化、活性化できるアイディアを研究することを目的とする。


2. 広告におけるユーモアイラストレーション表現について

日本初の日刊紙「横浜毎日新聞」が明治3年に発行された。明治初期の広告には書籍と薬品が多かった。もちろんイラストレーションは、手描きによるもので、ビジュアルコミュニケーションの手段として重要な役割を担ってきた。しかも絶えず時代の流れの中で、生き生きとイラストレーション世界を歌い上げてきた。現代の状況においても、ひるむことなく適応し拡大していく様相は、目を見張る思いがする。あらゆるメディアでの活躍は、想像することはできなっかった。このタフネスさは、イラストレーションの持っている力にほかならない。広告におけるユーモアイラストレーションを以下のように表現様式を分類してみた。


A. コンセプチュアルイラストレーション(図1.図2.図3.図5.図6.図7.図9)
コンセプチュアルイラストレーションは、ビジュアルコミュニケーションの目的に沿ったメッセージ性の強い表現である。視覚に訴える造形要素をもとに、人間の持っている「もうひとつの言葉」として、メッセージや情報を伝達する。きわめてアイデアコンセプトが重要となり、個人のアイデンティティも大切な要素である。


B.リアル&テクニカルイラストレーション(図8.図10.)
リアル&テクニカルイラストレーションは、あまり時代の流行に左右されず、不滅の分野といえるだろう。イラストレーションの本質である図解、説明という機能が充分発揮される。正確な知識と技術力が要求されることはいうまでもなく、克明、精密に描かれたイラストレーションは、時代を越えて我々に感動を与えてくれる。最近はコンピュータによるデジタル表現を駆使し、現実にあり得えない超リアルな世界を描いている。


C. 立体&素材イラストレーション(図4.図11)
イラストレーションの広がりはテクノロジーとメディアの発達に多大に影響する。特に立体や素材の特徴をフルに活かした3次元的な表現は、近年ますます若いクリエーターに指示される傾向にある。ただし立体&素材イラストレーションは、3次元的要素ではあるが、けっして従来の彫刻としての位置づけではない。あくまでもビジュアルコミュニケーションの基盤に立っている。
# by apmnews | 2009-10-21 10:49
APM News 07


第4回美術館大学 長岡デザインフェア特別企画
10月17日(土)13:00〜14:30
牧野圭一 × 秋山孝 対談:プランニングと創作活動の情熱

牧野圭一  MAKINO Keiichi 
京都精華大学名誉教授
1937年(昭和12年)愛知県生まれ。近藤日出造氏に師事、第13回文芸春秋漫画賞受賞(1967)、日本漫画家協会賞「優秀賞」(1973)、トルコ漫画賞「セブル賞」(1979)など受賞。読売新聞社で15年の風刺漫画連載を経て、京都精華大学マンガ学部の学部長を務める。作品集に「牧野圭一漫画集」1〜5(マキノプロダクション)、「やっほーどろんこたいしょう」(童心社)、共著に「マンガをもっと読みなさい」(晃洋書房)などがある。京都国際マンガミュージアム国際マンガ研究・センター長、日本漫画家協会理事も務める。

秋山 孝  AKIYAMA Takashi
多摩美術大学教授
1952年長岡市生まれ。上組小学校、宮内中学校、長岡商業高等学校、多摩美術大学卒業。東京芸術大学大学院修了。1986年、自然保護ポスター「WILD LIFE-HELP」でワルシャワ国際ポスタービエンナーレ・金賞を受賞し、1998年、インド核実験反対のポスターで国連賞を受賞する。他、各国のビエンナーレにおいて多数受賞。フィンランド、メキシコ、イタリア、ウクライナ、中国で国際ポスター展の審査員として招聘される。著書に「キャラクターコミュニケーション入門」(角川書店)「Chinese Posters」(朝日新聞出版) 他多数。
# by apmnews | 2009-10-21 10:44
APM News 06


中国では4回目、上海では2回目の個展となる。松江(ソンジャン)美術館は、明・清時代は全中国15大都市として松江府の名を轟かせた上海直轄市にある。松江区内には松江唐經幢や興聖教寺塔(方塔)などの歴史的建造物が残り、これらは重要保護文化財として保護されている。美術館はレンガ作りの建物でイギリス様式だ。展示はエコロジー、社会、文化、教育のポスター作品110点の大展示となった。今回の展覧会告知ポスターは「汗血馬(かんけつば)」をモチーフとして中国のダイナミックさを表現した。「汗血馬」は血のような汗を流し、一日に千里を走ると言われた西域産の名馬で、近隣諸国への侵入不可欠の戦力であった。
# by apmnews | 2009-10-13 10:07
APM News 05



7月11日土曜日「秋山孝ポスター美術館長岡」の開館式典が行われた。梅雨の時期に花火と共に突然晴れやかな日が現れ、森民夫・長岡市長始め数多くの著名人が参列した。その中でテープカットが始まり、華やかな開館式典とオープニングが開かれた。翌日の開館には市民が数多く集まり、美術館の扉が開いた。歴史的建造物旧北越銀行修復後の輝くような白い壁の中に、鮮やかな色彩を持ったメッセージポスターの美しさが表れ出た。その感動と共感は、ため息と共に静かなささやきが響き渡り、その空間を包み込んだ。開館記念「秋山孝ポスター展」が10月9日(金)まで開催される。歴史ある醸造の街に超モダンなポスターデザインの世界が花開いた。新しい文化がスタートし、秋山孝ポスター美術館サポーターズ倶楽部の支援のもとに市民が作り上げた美術館が誕生した。
# by apmnews | 2009-08-19 15:55
APM News 04



秋山孝のメモランダム・抜粋 - 2


「サフラン酒の蔵に展示したぼくの習作たち」

 1975(昭和50)年から1979(昭和54)年の多摩美術大学の学生時代から東京藝術大学大学院生初期、キャンバスに描いた習作を中心に約30点展示した。展示日は、「秋山孝ポスター美術館・開館記念式典」の7月11日(土)と開館初日の12日(日)の2日間だけの展示だ。ぼくは、小学生の登校時にサフラン酒の蔵を毎日眺めた。当たり前すぎて感動はなかったがその美しさは、身体に染み込んでぼくの建築の基準となった。後、どの日本の街で見た蔵よりも装飾的で威圧感がない軽快な印象を持った。その蔵でぼくの習作を展示することを思いつき実現した。ライティングがあるわけでもなく、ほのかな光の中で見る作品の佇まいに価値があると思っている。作品と建築の関係は、見る見られるという微妙な響きあいが重要だ。空間と場の持っている時間の経過がそこにある。1924(大正13)年建設されたサフラン酒蔵と1925(大正14)年の美術館とは、わずか1年違いの建造物だ。美術館には色彩鮮やかなポスター作品、蔵には彩度の低い青春時代の習作、その対比も面白いと思い展示しようと考えた。
 青春時代の作品を今見ると、気恥ずかしさでいっぱいになる。あまりにも気負い過ぎ、表現力に頼っている自分が見えてくるからだ。また、画材に対して実験的な試みをしているところもたくさん見えてきてしまうのだ。その頃、いつも名作を見ながら光と影、質感、それにリアリスムとは何かを研究した。「そこにただあるだけで美しいという気持ちが沸き起こるのは何故だろうか」という疑問があった。ひたすら表現技術について安井曾太郎のデッサンやワイエス、シャルダンから受ける静けさや哲学性について想いを馳せた。さらに、シュールレアリスムやキリコの形而上学的な表現をものにしたかった。ぼくの風景画作品を見ると、その当時の表現研究をしている痕跡が残っている。
 グラフィックデザインとイラストレーションの関係は、絵画表現を使い言葉に出来ないメッセージと美を視覚伝達することだ。だからその表現技術を獲得し自分のものにしなければならないと考えた。卒業制作の「軽業師シリーズ」7点は、ロープと軽業師の不安定なバランスを風刺的表現で孤独な空間を描こうとした。タイトルは「自業自得」で自己批判し、自分を笑い飛ばす象徴的な老人のキャラクターを作り上げた。わずかなエレメントと色彩だからこそ考え切ることができたような気がする。しかも、あくまで学生の域を出ない思い込みの強さがあるのでやはり気恥ずかしいものがあった。グラフィックデザインとイラストレーションのもっている乗り越えられない軽快感のある表現に憧れがあったのだが、どうすることもできなかった。その後、それを克服するために大学院があったのかもしれない。


[Sozai]2009nakazatofolder_秋山孝美術館長岡HP_090706_APMNews3,4
# by apmnews | 2009-07-31 14:51 | APM News 04
APM News 03



秋山孝のメモランダム・抜粋 - 1


「ぼくの小学生時代の絵」

 まさか、絵を描いて生活をするとは思わなかった。今思えば、子供の時からずっと絵を描いてきた。と、すると小供時代の絵に対するぼくの思いと関係を語らなければならないだろう。
 ぼくは1952(昭和27)年生まれだから、ちょうど57歳になっわけだ。2歳ごろから絵を描いたとすると、55年間休まず絵によるコミュニケーションと表現を貫いてきた。その背景は、生まれた環境やその周辺の自然環境の影響によって表現をする感性が出来上がってきた。決してぼくひとりのものではなく、あらゆる全ての物、事、人から育まれてきたものだ。だから子供時代の出会いは、ぼくの感性の基礎をつくり上げてきたのだと思う。それは、大げさのものではなく、ほんの日常の出会いの感動の連続でしかないのだ。絵を描くこと自体は、ぼくにとっては、そんなにうれしい作業ではなく、描き終わったときの達成感と、周囲の人にみせたときの喜びの反応がぼくをよりいっそう満足させてくれた。
 小学生時代の夏休みの宿題の絵は、ぼくの絵を描くことにおける葛藤のスタートをきったように思われる。つまりそこで、絵を描きながら、表現世界に対して自問自答をその時間の中で、繰り返していた。絵を描いていてその間に考えることの多さには、ヘトヘトになるほどの疲労感があった。絵を描くことは疲れる、ということがここで認識できたのだ。それまでにはそんなことはなかった。
 しかし、算数の問題を解いたり、国語の作文を書いたりするのとは違っていて、色彩の輝きの美しさ、描いたマチエールのハーモニーの美しさ、形のシルエットの美しさは、ぼくにとって感情の喜びと美的な快楽にひたれる楽しさがあった。それは、気持ち良さに対する欲求が強かったのだと思う。この感情は小学生時代のぼくが描いた絵に強く感じることができる。と、そんなふうに今になって思っている。


[Sozai]2009nakazatofolder_秋山孝美術館長岡HP_090706_APMNews3,4
# by apmnews | 2009-07-31 14:50 | APM News 03
秋山孝ポスター展 ポスター


[Sozai]2009nakazatofolder_秋山孝美術館長岡HP_090522_秋山孝ポスター展_ポスター_リーフレット
# by apmnews | 2009-07-31 14:49 | ポスター
秋山孝ポスター展 リーフレット


Takashi Akiyama Posters

秋山孝ポスター展
金庫扉と雁木のある美術館
秋山孝ポスター美術館長岡
開館記念

2009.07.12 (sun) -10.09 (fri)

秋山孝ポスター美術館長岡の開館に合わせて、秋山孝の代表的なポスターを選び展示いたします。秋山孝は1952年長岡市宮内に生まれ、多摩美術大学を卒業し東京藝術大学大学院を修了しました。現在は、多摩美術大学教授でありポスター制作を中心としたデザイナーとして国際的に活躍し、数々の輝く国際賞を受賞しています。
秋山孝のポスター作品は「ユーモアとやさしさのある強いメッセージ性」「知とアイデア」「エコロジー、社会、文化、教育のテーマ」「安心感と社会貢献性」があり、表現については「シンプルでしなやかな線画」「明快な色彩」などの特徴があります。また、秋山孝のポスターは、シンプルなイラストレーションによる分かりやすいコミュニケーションで、世界共通言語としての「人をつなげる力」を持っています。


[Sozai]2009nakazatofolder_秋山孝美術館長岡HP_090522_秋山孝ポスター展_ポスター_リーフレット
# by apmnews | 2009-07-31 14:48 | リーフレット
APM News 02



[Sozai]2009nakazatofolder_秋山孝美術館長岡HP_090324_APMnews-002
# by apmnews | 2009-07-31 14:48 | APM News 02
APM News 02



新潟県長岡市にある受発信するポスター美術館
秋山孝ポスター美術館 長岡」とは?

イラストレーションとポスターを国際的に研究する美術館
ミュージアム(Museum)は紀元前3世紀、エジプトのアレキサンドリアに設けられた総合学術機関ムセイオン(Mouseion)に由来します。 本美術館はイラストレーションとポスターを国際的に研究する美術館です。秋山孝は多摩美術大学グラフィックデザイン学科の教授です。 イラストレーションとポスターをテーマとして研究し、イラストレーションスタディーズのプロジェクトの始まりは1997年で、 フィンランドのヘルシンキ美術大学アルトマ&ピッポクラスと多摩美術大学秋山孝クラスのジョイントプロジェクトで、 同時間に東京とヘルシンキの学生達の表現するイラストレーションを相互交換するという、新しい授業の試みから始まりました。 イラストレーションスタディーズのプロジェクトは今年で12年目になります。例えば、研究成果として多摩美術大学美術館での 多摩美術大学70周年記念事業「東方のイラストレーションポスター展 中国・韓国・日本」、韓国・光州の「光州デザインビエンナーレ2007」 での展示などが挙げられます。

目的・必然性・内容を大切にした展示を目指す美術館
ギャラリー展示コンセプトは3つあり、年間2回の展覧会を行うことを基本とします。 1.秋山孝ポスター作品やオリジナル作品展、2.長岡の地域に貢献するポスター展、3.特別企画展、とイラストレーションとポスターをテーマとした 研究成果に基づいた発表の展示を中心にし、目的・必然性・内容などを大切にした展示を目指しています

小林虎三郎の教育精神を受け継いだ美術館大学
小林虎三郎の「米百俵の精神」にあるように、1868年(慶応4)の戊辰戦争に敗れた長岡藩において「どんな苦境にあっても教育をおろそかにできない」と主張し、 1869年(明治2)5月1日から、焼け残った長岡城下四郎丸村の昌福寺の本堂を仮校舎として、国漢学校を開校しました。 また教育が「戊辰戦争後の長岡を立て直す一番確かな道」と説きました。このように長岡市は教育を大切にした歴史のある街です。本美術館もこの精神にのっとり、 年5回の「美術館大学」という名の講演会を行い、教育を大切にする美術館です。

休館日の長い美術館(開館日4月〜10月 / 閉館月11月〜3月)
本美術館は、4月から10月まで開館し、展示します。11月から3月まで研究調査、展示準備のため閉館を基本とします。それは、あくまで小美術館ですので、 展覧会準備や研究に膨大な時間がかかるため、季節の良い時に開館いたします。


[Sozai]2009nakazatofolder_秋山孝美術館長岡HP_090324_APMnews-002
# by apmnews | 2009-07-31 14:47 | APM News 02
秋山孝ポスター美術館長岡 開館記念展DM



[Sozai]2009nakazatofolder_秋山孝美術館長岡HP_090501_APM_PR_DM.ai
# by apmnews | 2009-07-31 14:46 | 開館記念展DM
APM News 01



金庫扉と雁木のある美術館(旧北越銀行宮内支店)
歴史的建造物・秋山孝ポスター美術館長岡 修復中

火をくい止めた美術館「火の壁」と、中越地震を生き延びた美術館「地の壁」の名を持つ
新潟県長岡市は、いくつもの難儀を背負ってきた町です。 それは、1868年(慶応4)の戊申の役、1945年(昭和20)第二次大戦において県内唯一焼夷弾投下による空襲被災を受け多くの人がなくなり、 また2004年(平成16)新潟県中越地震においても大きな災害を受けました。その都度、力強く立ち上がり生き抜いてきました。長岡市には、 復興にあたり大切にしてきたものに「未来に向けての教育」があります。それは人々に歴史を通して街の誇りを作り上げ、それを支えるのが 東山と信濃川からの美しい自然と恵みです。その結果小さな街にも関わらず博物館や美術館が多くあり、「豊かな美を感じる精神」を育んできました。 デザイン都市長岡に、世界でも類のないポスターを中心とした瀟酒な美術館が生まれます。

フレンチトラスト(鉄骨造)85年の歴史的建造物の美術館
本館は1925年(大正14)、豪雪地帯で活躍したフレンチトラスト(鉄骨造)を持つ、鉄筋コンクリート造の建造物で銀行として建築されました。 その歴史的建造物は、20年(大9)に長岡貯蓄銀行宮内支店として開設されたが、21年(大10)長岡商業銀行と改名し、25年(大14)に新築されました。 29年(昭4)六十九銀行に合併し、42年(昭17)北越銀行宮内支店となり、さらに45年(昭20)第二次大戦空襲による火災にも遭遇し、その後、 70年(昭45)に田上商店倉庫となりました。築後85年を迎えようとする大正時代の趣を残す歴史的建築物です。

「雪・山・川・味噌・醤油・酒・蔵」旧三国街道の宮内・摂田屋
長岡市に残された歴史的な香りのする街、旧三国街道に沿ってこの街ができた。旧三国街道を走る摂田屋は、江戸時代には天領に組み込まれ、 殿様でも籠を降りて歩かれた。別名「殿様街道」の名前を持っている。史跡・名所があり、歴史的散策が楽しめる。摂田屋は蔵の生きた博物館の変遷を楽しめる。 左官・河上伊吉の日本一美しいコテ絵の「機那サフラン酒」の蔵、ツタの絡まる「吉乃川(極上吉乃川)」の酒蔵、「長谷川酒造(初日正宗)」の酒蔵、 「越のむらさき」の醤油蔵。星野本店(ヤマホシサンの醤油)、手作り味噌の星六、河井継之助率いる長岡藩が北越戊辰戦争の始まりを告げた光福寺、 絵雑誌「コドモノクニ」創刊に関わった童画家の川上四郎の誕生の地などを持つ街、宮内・摂田屋。


[Sozai]2009nakazatofolder_秋山孝美術館長岡HP_090224_APM美術館リーフレット
# by apmnews | 2009-07-31 14:45 | APM News 01
APM News 01



[Sozai]2009nakazatofolder_秋山孝美術館長岡HP_090224_APM美術館リーフレット
# by apmnews | 2009-07-31 14:45 | APM News 01
ポスターデザイン /秋山孝ポスター美術館 長岡・2009 Open
Design / Poster
[Poster Title]----------Takashi Akiyama Poster Museum Nagaoka・2009 Open
[Theme]----------- Information / Opening of "Takashi Akiyama Poster Museum Nagaoka"
[Client]-----------Takashi Akiyama Poster Museum Nagaoka
[Size]---------- 1030 x 728 mm (B1)
[Technique]---------- Offset
[Date of Works]---------- 2009.02.01
[Category]---------- Culture
[Idea]----------

ポスターデザイン
[ポスター作品タイトル]--------「秋山孝ポスター美術館 長岡・2009 Open」
[テーマ] -------- 「秋山孝ポスター美術館長岡」開館のための告知
[クライアント] -------- 秋山孝ポスター美術館長岡
[サイズ] -------- 1030 x 728 mm (B1)
[技法] -------- オフセット印刷
[ポスター作成日] -------- 2009.02.01
[カテゴリ] -------- 文化

[アイデア] -------- ポスターを掲示するメディアのシンボルはポスター塔だ。



[コメント] -------- 2009年7月12日に「秋山孝ポスター美術館長岡」が開館する。秋山孝の出身地である新潟県長岡市に誕生する。 美術館は歴史的建造物・旧北越銀行宮内支店を修復し、イラストレーションとポスターを国際的に研究し受発信するポスター美術館となる。 目的・必然性・内容を大切にした展示を目指し、地元・小林虎三郎の教育精神を受け継いだ教育を大切にする美術館である。 「美術館大学」という名で年に5回の講演会を行う予定である。ポスターデザインは、ポスターを掲示するメディアのポスター塔をモチーフとした。 それを擬人化し、ポスター塔が帽子を取って声をあげてオープンを告げている。「秋山孝ポスター美術館長岡」のキャラクターとなった。

[Sozai]2009okawarafolder_ポスタービットマップ
# by apmnews | 2009-02-01 11:00 | ポスター
美術館コンセプト


2008.11.27
「秋山孝ポスター美術館 長岡」とは?   

「新潟県長岡市にある受発信するポスター美術館」

・ギャラリー展示コンセプトは3つあり、年間2回の展覧会を行うことを基本とします。
  1. 秋山孝ポスター作品やオリジナル作品展
  2. 長岡の地域に貢献するポスター展
  3. 特別企画展
・ポスターやイラストレーションを国際的に研究する美術館です。
・年5回の「秋山孝ポスター美術館長岡大学」という名の講演会を行います。
・4月から10月まで開館します。11月から3月まで研究調査、展示準備のため閉館を基本とします。


「秋山孝ポスター美術館 長岡のキーワード」

・道ゆく人よ。心して目を留めよ。よく見よ。
O vos omnes, qui transitis Per viam, attendite, et videte

・自然は私たちに美の感性を育む  Nature inspires our sense of beauty.
・静けさに耳をかたむける     Art work speak to your soul with your silence.
・美術館には美の神が宿っている  Muse lives here in this museum.
・私の作品は原始的であるがゆえに伝達力は強力である。 
  My Art is a strong way to communicate as it is primitive.
・私の作品は世界共通言語である  My art is universal language.
・ぼくの作品はみんなのものである My works are for people.

静けさの果実は表現  The fruit of Silence is Expression.
表現の果実は作品   The fruit of Expression is Work.
作品の果実は芸術   The fruit of Work is Art.
芸術の果実は美    The fruit of Art is Beauty.
美の果実は真実    The fruit of Beauty is Truth.


[Sozai]2009nakazatofolder_秋山孝美術館長岡HP_081128_個展用パネル(最終版)
# by apmnews | 2008-11-27 12:56 | コンセプト
個展用パネル / 挨拶略歴



「ポスターの森に遊ぶ」           

ポスターの森は深い。いつの間にか気づくと歩き回りすぎて何処にいるのか分からなくなってしまった。磁石を持っていないので、自分の位置を見失った。無数にあるポスターの樹木の乱立は、それぞれ魅力ある美しさを放っていた。ぼくは、この不思議な森に迷い込んだことすら知らずに長い時間が過ぎてしまった。あたりを見渡した。木の実がおちていたり、美味しい茸があったので空腹を満たした。満腹になり眠り込んだ。どれくらい眠り込んだのか、わからなくなった。ただ気持ち良かった。そして目が覚めた。ポスターの森は、香りがあってどれも微妙に異なっていた。ぼくが魅かれて行ったのが、ユーモアあふれる楽しい香りに満ちている木々のある森だった。天にそびえ立つ樹木は、見ていて飽きがこないものだった。葉は青々して生気にあふれ、深く張った根は、奥行きのある哲学者のようだった。一本一本じっくりと眺めた。樹木の肌合いから、そこに住むフクロウの家族まで、すみずみ一部始終見た。だが、あまりにもその森は広大なため終わりがなかった。やっと、ぼくはポスターの森に迷い込んだと気づいた。夢は醒めた。すでにぼくの髪は白くなっていた。広大なポスターの森を思いだした。身体全体で知った森を一つ一つ確かめた。ひりひりするような痛さや肌に冷たい爽やかな快感が言葉を越えてやって来た。

秋山 孝


[Sozai]2009nakazatofolder_秋山孝美術館長岡HP_081128_個展用パネル(最終版)
# by apmnews | 2008-11-26 12:52 | 挨拶
個展用パネル / 新聞記事


[Sozai]-------- 091007ブログ用
# by apmnews | 2008-11-25 10:47
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